今回の「矢村正杯争奪戦」は熊本市営の開催。地元開催のシリーズで師弟でもある東矢兄弟の同時あっせんが初めて実現した。

最近は欠場も多い兄の昇太(36=熊本)だが「(兄弟あっせんで)これは行かなきゃと思った。弟はA級の優勝候補だけど、僕も頑張って盛り上げられるように」と意気込んだ。S級予選10Rは福永大智の番手を回る。「ラッキーですね。しっかりものにできるように」。準決に勝ち上がって兄の威厳を示したい。

弟の圭吾(24=熊本)にとっては追加で参戦してきた同期の後藤大輝が優勝争いのライバルとなる。「後藤君と一緒に練習しているときに、追加が来ました、と言われました。彼には(7月)別府の決勝でやられているのでリベンジですね。感じは悪くない」。弟の出番はA級予選3R。まずは兄弟そろって予選クリアといきたい。