原田幸哉(47=長崎)がインから速攻を決めて12戦11勝のほぼ完璧なレースで今年の初優勝を飾った。相棒の65号機を初日から仕上げ、「シリーズを通して少しの調整で気温にも対応できたし余裕もあった」と機力も万全。優勝戦はチルト3度で伸びに威力の菅章哉を封じ切った。

「下関はスタートがしやすいですね。エンジンはいつもこんなに出るとは思えないけど、いいときは集中して頑張ります」と、笑顔でレース場を後にした。