梶原大地(25=福岡)が地元で、1、2班戦初の決勝進出を決めた。

準決10Rは予想された通り、先頭に立った梶原の後ろが並走になったが「飛び付かれても、行けるところから行っていいよ」とラインの先輩に言われていた。梶原は単騎でカマしてきた臼井昌巨を冷静に受けると、2角まくりで押し切った。

119期でもトップクラスのダッシュ力を持ちながら、なかなか実戦で結果を出せずにいた。「正直、調子はいつも悪くないんで」と言うだけに、初の決勝進出で昇級後の停滞ムードを打破したい。決勝12Rは「会えば一緒に練習する」という後藤大輝の番手。展開次第では、初決勝で初優勝のチャンスがある。