121期のルーキー五十嵐綾(22=福島)がA級準決4Rで、強烈なブロックを浴びながら外をへばりついて繰り上がりの2着に食い込んだ。それでも自分だけの勝ち上がりに「先行できなかったにしても(ラインに)付いていただいていたから、まくり切らないと駄目でしたね」と浮かない顔だった。

決勝は同期の真鍋顕汰が強敵だ。2場所前の取手準決では逃げ切りを許している。北日本単騎だが、平工高の先輩・鈴木謙太郎の援護を受けて、リベンジに挑む。