6日に復帰した地元の森且行(49=川口)は、準決勝戦で敗退した。

11Rは20H3車外の6枠から超抜のスタートを切って3番手につけた。ところが、1周2角で滑ってバランスを崩し落車。レース後は観客席に向かって頭を下げた。

「ファンの方々に申し訳ない気持ちでいっぱいです。試走はフロントタイヤが流れた。レースはいいスタートを切りすぎて、座るポジションが取れなかった。1角で行くかどうか迷って座り直したらリアタイヤが流れた。左腰骨が痛いけれど絶対に骨折はしていないと思う」。

20年11月3日にSG日本選手権制覇して以来の優勝は、次走の飯塚SGオールスターオート(25日開幕=飯塚)以降に持ち越しとなった。「整備のために飯塚の整備日に行かないと駄目かな」。

病院の検査結果次第では、川口に戻って動ける範囲で整備を再開する予定だ。最終日は大事を取って欠場することになった。