元SMAPで人気オートレーサーの森且行(49=川口)が、一般戦7Rに登場して6着に終わった。

本番は30メートル2車並びの内となる7番車で臨んだ。スタートは良かったものの、その後の加速、伸びがあまり目立たず、後方からの追い上げに苦労した。結局、6着でゴールして、今シリーズを終了した。

今節は、初日に3着したものの、その後は1着を飾れず、準決勝戦は反則妨害を喫し、ファイナル進出を逃した。

次節は、6月3日からの普通開催に出場予定。鈴木圭一郎、永井大介、佐藤摩弥ら豪華メンバーが登場予定の中、森の活躍が期待される。

 

◆オートレースとは 8車立てで、1周500メートルのバンクを6周(ビッグレースでは8、10周の時も)して競う。全国5カ所にレース場がある。群馬・伊勢崎、埼玉・川口、静岡・浜松、山口・山陽、福岡・飯塚で開催される。レースは、選手の技量の差によってハンデ(10メートル単位で最大110メートルまで)が定められている。競走車は左回りコースに合わせて、車を倒した時にハンドルが平行になるように取り付けられている。エンジンはオートレース専用に開発されたスズキ製の排気量600CC2気筒。ブレーキは追突事故防止のため付いていない。選手は元ロードレース世界チャンピオンの青木治親、ロードレース出身の青山周平らがいる。22年の獲得賞金NO・1は、鈴木圭一郎で9817万6536円。過去の最高額は、04年に高橋貢が記録した1億4812万4255円。