島田優里(28=奈良)は予2・6Rで、最後尾から内をスルスルと上昇し、小林莉子、篠崎新純の3着に流れ込んだ。

昨年5月以来の決勝進出に「いつ以来か覚えていない。10年ぶり?」とおどけた。

一時は代謝の危機にまで陥ったが、地道な練習で脚力を戻してきた。「奈良で男子選手と練習してもらって、ちょっとずつ足が上がってきた。自信になりました」。

決勝11Rは、内枠の2番車をゲット。強気な位置取りで、再びサプライズを起こす。