初日、2日目のダブルドリーム戦の勝者、桐生順平と毒島誠(39=群馬)が明暗を分けた。

前検練習で感触の厳しさを話した桐生は、本体の大整備で一気に良化、得点率トップに立った。一方、毒島は3日目が5着2本に終わり、得点率20位タイ、4日目は1回乗りで1着が条件と厳しい状況に追い込まれた。課題とするエンジンブレーキの利きが「全くないです」と良化しない。そこでブラケット交換、ペラの大幅なたたき変えを敢行する。「勝負駆けじゃない」と弱音も吐いたが、10R4枠から、どんな走りを見せられるか。毒島の底力に期待したい。