ラインのないガールズケイリンだが、レース巧者で実績のある選手の番手は魅力のある位置だ。予1・1Rの柳原真緒(26=福井)がそうだった。「初手で寛子さんの後ろが取れたから、この位置でいいかなと思った」。レースは石井が逃げる坂口楓華-村田奈穂を急追してから、外を伸びて1着ゴール。柳原が続いて2着をキープした。

腰痛で約1カ月ぶりの実戦も「思ったより走れました」と腰の状態も気にならなかった様子だ。予2・2Rは強敵、尾方真生を相手に自在に立ち回る。