日当泰之(35=青森)が連日、自在選手らしいところを見せている。

初日予選はホームから仕掛けて逃げ切り快勝。準決5Rは、鈴木涼介の先行に乗って2着と、走りにそつがない。準決後「自力より番手の方がきつかったですね。(鈴木に)踏み直されました」と言いながら、足に手応えを感じていることはその表情が物語っている。123期の新人に3人の弟子がいることも「大きな刺激」。自力、番手ときて、決勝7Rは北日本の3番手回りになったが、番手鈴木が発進する展開になれば、長い直線を生かしての今年初優勝も夢ではない。