百戦錬磨の児玉碧衣(28=福岡)の計算が狂った。

ティアラカップは見せ場なく5着。「いろいろと難しかったですね。誰にも勝ち上がりの権利があるレースは、こんな動きになるんだなと思った。33ということもあって…」。それでも、決して出来が悪いわけではない。

準決12Rは、石井寛子や久米詩といったレース巧者ぞろい。何度も戦ってきた相手だけに、ここでは普段通りの戦い方をすればいい。