森且行(49=川口)が、落車明け初戦を快勝した。予選11Rは試走で32を出すと、レースも外を豪快にまくり、2周バック過ぎにあっさりとけりをつけた。

10月10日のレースで落車して右足関節外側靱帯(じんたい)損傷したが、「整備疲れで筋肉痛はあるけど、右足自体は問題ない」と、不安を一掃した。

レース内容については「コーナーは乗りやすかったけど、直線が弱い。上がりが遅いね」と、納得とはいかなかった。

準決勝戦に向けて「セッティングはやります。タイヤは前後の当たりをつける」と上積みを狙う。

この日の勝利で通算700勝へ残り2勝となった。「(佐藤)励君と池田(政和)さんがいるから」と笑い飛ばしたが、完全優勝なら達成できる。まずは準決で勝利して王手をかける。