浅井康太(39=三重)が自ら持つ4日制G3の最多優勝記録を「34」に更新した。2角からまくって、合わせてまくった松浦悠士の後ろに付き、ゴール直前で差した。G3優勝は昨年11月の四日市以来だった。

「松浦1強」ムードを吹っ飛ばしたのは、浅井だった。たたき合いの末に菊池岳仁の番手に入った町田太我が、最終ホームでまずまくった。浅井は東龍之介の追い上げに乗る形から2角スパート。「途中で止まったが、結果的に松浦君を追う形ができた」。町田後位からバック番手まくりを放った松浦に続き、直線で差し切った。

「体とか調子ではない。気持ちを込めて競輪と向き合っているから、結果につながったのだと思う」。

中部は地区的に劣勢で、大レースで苦戦が続く。「中部の若手も全国の選手の姿を見て、成長していってほしいと思う。自分もできることはしていきたい」。闘将が中部ラインのレベルアップに取り組んでいく。【榎並義朗】