高橋朋恵(29=東京)が、地元で輝きを取り戻す。過去、立川バンクで優勝2度と好相性。得意とするレーススタイルの、好追走からの差し切りが何度もはまった。

しかし、近況は低空飛行が続く。これまで5度の優勝実績はあるが、22年4月の函館F1開催以来2年ほど優勝から遠ざかっている。

高橋は言う。「いい時に比べたら、やはり落ちてますね。体調が良くなくて練習できない状況もあったり、良くなっても、またすぐ悪くなって練習ができなかったり、悩ましいですね」。それでも、努めて悲壮感は表に出さない。「直線が長くて、自分の特性も出せる立川で何とか(浮上の)きっかけをつかみたいですね。(4月末には)オールガールズクラシックもありますから」。

7Rは柳原真緒、尾崎睦と強い自力2人が乗る。勝手知ったる地元バンクで、トップクラスに猛追して浮上のきっかけをつかみたい。