佐藤康恭(38=福島)が一般1Rで逃げ切り、通算200勝を達成した。

「200勝おめでとう!」の言葉に破顔一笑。今年3戦目の取手(予選4、準決5、選抜1)以来、7場所ぶりの白星が区切りの勝利となった。

「あんなにすんなり出られるとは。最後までしっかりと踏めました」。赤板過ぎから押さえて出た地元篠田樹の動きを見て、冷静に打鐘後2センターから踏み上げて押し切った。

佐藤後位で仕事をして、際どい2着の小田桐義継は「佐藤君とは和歌山(3月)でも一緒で、もう達成したの? って会話をしていた。よかったね」とコメント。

佐藤は「まだ頑張りますよ」と軽やかな足取りで引き揚げていった。