嵯峨昇喜郎が準決10Rで1周先行して2着に入り、昨年10月の青森F1以来の決勝進出を決めた。

股関節の負傷などで近況は低迷。初日も「東矢にやられるんじゃないか…」と弱気だったが、先輩の太田将成から「気持ちを強く持て!」と背中を押され、目が覚めた。

圧巻の先行で勝ち上がり「強気に行けた。飛び付かせないよう全力で駆けた」。言葉も力が宿っていた。