オートレーサーの森且行(50)が来場し、場内でトークショーを繰り広げた。

初夏の日差しを受けながら、上下を白でまとめたファッションでステージに登場した森。大けがから復帰して2年目のシーズンとなるが、体にはまだ痛みは残っているという。

それだけに、「最近、暖かくなって調子は上がってきている。昔は夏は嫌いだったが、レースをする上で、今は夏の方が好きになった」という。

2カ月前に、年齢が50の大台に乗った。50歳を実感する時が、「明らかに肌の調子が悪くなってきたので、初めて化粧水というものを使っています」と言うと、会場ファンからは「え~っ!」と驚きの声も出た。

親交のある佐藤慎太郎(47=福島)からは最近、「限界?気のせいだよ」とプリントされたTシャツをもらったことも明かし、同年代のレースを戦う者同士、良い刺激になっているという。

体重制限から解放されるレース後は必ず、ラーメンを食べるという。「二郎系が好きなんですよね」とニヤリ。プライベートの趣味嗜好(しこう)まで、余すことなくファンの前で披露していた。

準決の3日目(22日)は郡司浩平(33=神奈川)、決勝の最終日(23日)は武田豊樹(50=茨城)が選手ゲストとして、トークライブを行う。