大ベテランの川口満宏(57=東京)が準決7Rでスーパープレーを見せた。

再三のブロックで目標の吉田元輝を援護。南関勢にまくられても、3番手にスイッチして2着に突っ込んだ。周囲の興奮をよそに「よく(2着に)届いたね」と涼しい顔で自画自賛した。

決勝7Rは、長谷川飛向という好目標が待っていた。「彼のデビュー戦(京王閣)で2度連係し、予選はワンツーだった。長谷川君はおじさんの話を聞いてくれる貴重な存在だよ」。

ここも鉄壁のガードで、かわいい後輩とワンツー決着をもくろむ。