準優10R2着で優出を決めた坂口周(47=三重)が、優勝戦では大外6コースに出ることを宣言した。そこには苦渋の決断があった。坂口は前節の地元・津で1本目のFを切った。今期から罰則が重くなり、2本目のFを優勝戦で切ると倍の事故点が課される。当然、出走回数が減り、事故点を薄めることができない。これはB2落ちなどに直結する。
坂口 決して優勝戦の勝負から降りるわけではない。スタート勝負ができないんです。行けてコンマ20でしょう。(他5人に)引っ張られてもいいように30狙いで行かないと。そのタイミング、外からかぶされたらチャンスがなくなる。だから6コースです。
坂口は、ずっとA1で記念戦線を戦ってきた。もしB2落ちともなればA1復帰までどれだけの時間を要するか。
坂口 2年もかかれば、自分は50歳。記念に戻れる可能性は低くなる。そうなると引退も考えてしまうでしょう。
Fは選手自身の責任ではある。坂口は厳しい現実に直面している。その中で、考えられる最善を尽くす。それが6コースの選択。救いは平和島の6コースは、決して優勝のチャンスがないわけではないということだ。坂口がどんなレースをしてくれるか、静かに見守りたい。





















