中四国4車連係の番手を回った石原颯(26=香川)が、G3初優勝を飾った。2角からまくってきた吉田拓矢に合わせて内から踏み込んだ。小松島開催とはいえ、香川勢の高松記念制覇は86年(昭61)の三好章仁以来40年ぶり。4日制になってからは初となった。2着は吉田が粘り、3着には金子幸央が入った。

4人連係で番手選手がバックまくり。こう書けばすんなりだが、実際はもつれた。打鐘6番手から犬伏湧也がスパートし、2角から吉田がまくった。番手戦に慣れていない石原は反応が遅れ、吉田に前に出られた。だが、内から外を張るように踏み出し、吉田を逆転した。

「犬伏さんが出て『これなら誰も来ない』と思ったのが甘かった。踏み出すタイミングも遅れたが、犬伏さんが行ってくれているので、何としても勝たなければならなかった」。石原は24、25年と2年連続でS級最多勝。その勢いのままに、初のG3を射止めた。