30周年を迎える2023年のJリーグは2月17日に開幕します。今季達成されそうな記録など知っておいて損はない、注目すべき数字を取り上げ、数々の見どころを随時紹介します。
浦和のFW興梠慎三(36)は史上10人目、FW登録では史上初の500試合出場まであと20試合と迫っている。札幌への期限付き移籍から2シーズンぶりに浦和へ復帰。プロ19年目のベテランFWに懸かる期待は大きい。
昨季は札幌で21試合5得点。しなやかなポストプレーと、好機を確実に仕留める決定力は健在だ。今年7月で37歳になるが、J1でゴールを決めれば、MF阿部勇樹の39歳8カ月3日に次ぐクラブ歴代2位の年長得点記録となる。
J1通算得点は歴代2位の163点。鹿島時代の12年から9年連続2桁得点のJ1記録を樹立したが、07年の初ゴールからは16年連続ゴール中。17年連続得点となれば、連続シーズン得点で99~15年のMF小笠原満男(鹿島)に並ぶJ1最長タイ記録となる。
<J1通算出場数ランキング>
672 MF遠藤保仁(磐田)
631 GK楢崎正剛(名古屋)
593 DF中沢佑二(横浜)
590 MF阿部勇樹(浦和)
554 GK西川周作(浦和)
533 GK曽ケ端準(鹿島)
525 MF小笠原満男(鹿島)
517 MF伊東輝悦(沼津)
501 DF山田暢久(浦和)
497 MF明神智和(長野)
480 FW興梠慎三(浦和)
※所属は現在およびJリーグ最終