なでしこジャパンが2日、アジア大会が行われる韓国から帰国した。1日の決勝では若手の成長が顕著だった北朝鮮に1-3で完敗。2連覇を果たすことはできなかっただけに、佐々木則夫監督(56)は「北朝鮮については若い世代を鍛えてきて層が厚くなっている。連覇をさせてあげられなかったのは私の責任」と話した。

 当面の目標は2連覇がかかる来年6月6日開幕の女子W杯カナダ大会。今月下旬には開催国となるカナダで、カナダ代表との2連戦も控えるだけに「(カナダ戦は)欧州組も見たいし、ある意味ベストで。その中で見たい選手も入れたい」と明言。アジア大会では招集されなかったMF澤穂希や海外組のFW大儀見優季らも招集し、ベスト布陣で挑む意向だ。