アジア大会サッカー女子で2大会ぶり2度目の金メダルを獲得した、なでしこジャパンが2日、開催地インドネシアから成田空港に帰国し、高倉麻子監督や選手が取材に応じた。

選手らは金メダルを下げて笑顔で姿をみせた。FW岩渕真奈(25)は「諦めずに戦い、優勝できたことは素直にうれしい。もうちょっと内容も伴わせた大会にしたかった」と振り返った。8月に行われたU-20W杯フランス大会で優勝した「ヤングなでしこ」の活躍にも刺激を受けており「(優勝は)すごいと思うし、負けられない。これから競争もある。自分らしくプレーしていきたい」と話した。

16年U-20W杯パプアニューギニア大会に出場し、日本の3位入賞に貢献していたMF長谷川唯(21)も後輩の活躍に「自分たちが成し遂げられなかったことを成し遂げていてすごいと思った」と祝福。A代表との違いについては「相手のプレースピードなどは全然違うし、ここからが勝負。ライバルという気持ちもあるが、自分は今まで通りプレーして、お互いに刺激を与えながら頑張っていきたい」と話した。