日本障がい者サッカー連盟の7競技団体の統一日本代表ユニホームが完成した。29日、東京・JFAハウスでアディダス社の新ユニホームが披露された。選手らが熱望していたサッカー日本代表と同じデザインへの統一は持ち越しとなったが、同連盟の北沢豪会長(48)と日本サッカー協会の田嶋幸三会長(59)は将来的な統一に前向きな姿勢も示した。

 ◆同じユニホームを着用する日本代表 W杯アジア最終予選を戦う男子のA代表、ハリルジャパンを筆頭に男子は年代別でU-15(15歳以下)まで。女子は高倉麻子監督率いるなでしこジャパンから、同様にU-15まで。ここに大学(ユニバーシアード)の男女、フットサル男女、男子のビーチがある。なお規定により五輪では八咫烏(やたがらす)のエンブレムは使用できず、左胸は日の丸だけ。

 ◆これまでの着用メーカーは CP、知的障がい、ブラインドは「アディダス」。アンプティは「プーマ」、ソーシャルは「ルースイソンブラ」、電動車椅子は「リベルダージ」、ろう者は「アンダーアーマー」だった。