日本がMF井手口陽介(21=ガンバ大阪)のロスタイム弾で白星発進した。

 スコアレスドロー濃厚な後半ロスタイム。左サイドからFW川又堅碁(28=ジュビロ磐田)が折り返し、MF今野泰幸(34=ガンバ大阪)が頭で落としたボールを井手口が蹴りこんだ。「今さん(今野)が見てくれてるかな思って走り込んだけど、見てくれてたんで抑え込むことだけ意識して蹴りました」。

 シュート数で北朝鮮が上回るなど、大苦戦の中で生まれた値千金の決勝ゴール。「相手引いてたんで(ミドル)狙ってたけど、それが最後に出た」とはにかんだ。