U-23アジア選手権(中国)に参加中のU-21日本代表が、初戦のパレスチナ戦から一夜明けた11日、会場横のサブグラウンドで約1時間練習した。主将のMF神谷優太(20=愛媛FC)や、ダブルボランチを組んだMF井上潮音(しおん、20=東京ヴェルディ)ら先発組はランニングやストレッチで軽めの調整。練習後、2人は森保一監督(49)と一緒に青空ミーティングを行った。

 井上は「試合の成果や課題を自分たちから言って、そこに対して(監督が)アドバイスをくれた」と明かした。前日のパレスチナ戦は1-0で勝利したが、まだまだ発展途上。井上自身も「課題は多く出て、ビルドアップの時に前線との距離が開いちゃって、前へサポートがいけなかった。相手の選手がロングボールを蹴った時のセカンドボールの反応も課題」と反省していた。

 この日は、MF三好康児とFW小松蓮が別メニューで調整。日本は13日にタイと1次リーグ第2戦を戦う。