FW本田圭佑(31=パチューカ)は不完全燃焼のまま、ピッチを退いた。右FWで昨年9月5日のW杯アジア最終予選サウジアラビア戦以来、約半年ぶりに先発したウクライナ戦だったが、守備に追われてシュートを1本も放てないまま、後半19分にFW久保裕也(24)と交代した。

 「悔しいけど、内容で上回られた。向こうが後半(体力が)落ちてくるサッカーをしていたので正直、もうちょっとやりたかった。ただ、もっと見ていたいと思わせられなかった自分に非がある」。ワールドカップロシア大会の本大会のメンバーに入るかどうか、当落線上の立場を変えることはできなかった。