日本サッカー協会は18日、都内で国際親善試合ガーナ戦(30日・日産ス)の日本代表メンバーを発表し、ポルトガルで活躍をしたポルティモネンセFW中島翔哉(23)が外れた。

 激戦区だった左サイドのポジションには、原口と宇佐美(ともにデュッセルドルフ)、乾(エイバル)が名を連ね、中島は選外となった。14日に国際サッカー連盟(FIFA)へ提出した予備登録メンバー35人の中には入っていたものの、今回のメンバーから外れたことで、W杯出場は難しくなった。

 中島は17年夏にJ1東京からポルティモネンセへ移籍。クラブでは海外移籍1年目でリーグ戦10得点といきなり2桁得点を挙げ、日本代表では3月23日のマリ戦で、途中出場ながらデビュー戦ゴールを記録して一気に評価を上げていた。マリ戦後、前日本代表監督のハリルホジッチ氏に「唯一ポジティブなこと」と絶賛されていた。