ワールドカップ(W杯)ロシア大会16強の日本代表DF長友佑都(31=トルコ1部ガラタサライ)が25日、新シーズンへ向けて成田空港からトルコへ出発した。

 渋滞に巻き込まれ、搭乗便の出発時刻が早まったことも重なって時間ぎりぎりに空港入り。「バタバタしています」と笑わせつつも、集まったファンとの写真撮影やサインに丁寧に応じる余裕をみせた。

 出国前に応じた取材でも「もう次のトルコでの戦いにむけて切り替えています」と落ち着いた様子で口にし、「(伸び代は)たくさんあるので、まだまだサッカー選手としてできると思いますし、それを信じて、年齢なんて関係ないという気持ちで頑張っていきたい」と意気込んだ。

 これまで筋力トレーニングのみならず、ヨガなども取り入れて一流アスリートとしての体作りを実践してきた。30代を迎えても衰え知らずの肉体づくりを目指しており「呼吸法なども使って、神経系のアプローチもしていますし、いろんなところからアプローチしてパフォーマンスを上げたいと思います」と話した。

 来季、クラブは欧州CLにも出場する。世界最高峰の舞台への思いも強く「欧州で一番大きな大会で、まだまだやれるということをアピールしたい。もちろん4年後(のW杯)を目指すために何をやるかということも考えてやっていますし、1日1日、今シーズンを戦っていくことが大事なので、頑張っていきたい」と話した。