日本代表の森保一監督(50)が15日、埼玉スタジアムでウルグアイ戦(16日・埼玉)の前日会見を行った。

森保監督は3-0で快勝した12日のパナマ戦から、大幅にメンバーを代えて、ウルグアイ戦に臨むと明言した。

森保監督は、ウルグアイ戦のメンバーを選ぶ基準について聞かれ「明日、選ぶメンバーの基準は控えさせていただきますが」とした上で、「新潟でやったパナマ戦から大幅にメンバーを代えてやっていきます」と明言した。

国際サッカー連盟(FIFAランク)5位のウルグアイについて、森保監督は「サッカーの基本である、球際が強いチーム。球際でデュエルしながら戦いたい。経験のあるチーム。W杯から大幅の変更がない。厳しい戦いになる」と評した。「相手が強くてうまい選手がいて、スタートで後手を踏むところがある。いい守備ができない=ファウルが多くなる。良い精度のボールが配球されピンチになると思う。守備の対応の仕方も話した。自分たちの攻撃で終わるようにしたい」と語った。

そして、監督に就任してから2戦が経過しての現状については「監督が変わって選手は、戦術はどうなんだろう、という中で、新しいことに積極的にトライしてくれている。やったことのない選手とコンビを組む中でも、少しでもいいこと、その中でもベストをやろう。1人1人がミスを取り返し、続けていく…よりいいものを作るトライをやってくれている」と選手を評価した。その上で「けが人が出たりとか想定外のことは起こっていますけど、いかに当たり前に修整していくか。現状の中でベストをつくすことはやっていけています」と手応えを口にした。【村上幸将】