日本代表の森保一監督(50)が25日、26日のキリンチャレンジ杯ボリビア戦(ノエスタ)で就任14試合目で3度目の「先発総入れ替え」を示唆した。

22日はコロンビアに0-1で敗戦。シュートを16本放ちながら、就任後初めて無得点で終わった。ボリビア戦に向けた前日会見に臨んだ指揮官は「できれば招集した全員の選手を使ってあげたいという思いは持っています。基本的には総替えで戦うつもりです」と、底上げのためにもスタメンを大幅に入れ替える考えを示した。

「基本的ということと、予定ということで、みなさんにはお伝えさせていただきます。なぜかというと練習を見てケガがあったり、パフォーマンスで明日の試合はちょっと難しいなと思われる選手に関しては、そこ(先発)は約束できるわけではないので、練習が終わってから決めたいと思っています」とも話しており、会見後の公式練習をチェックしてから最終決定する見通しだ。

ボリビア戦は、平成最後のA代表戦となる。森保監督は「日本サッカーが始まった時からの多くのご尽力があったから今がある。勝利と発展を常に考え次の人につなげていく仕事をしていきたい」と力を込めた。