日本サッカー協会(JFA)は18日、ビーチサッカー日本代表の茂怜羅オズ(34)が監督に就任したことを発表した。茂怜羅は選手としても現役を続行する。日本代表ではこれまで106試合に出場、113得点を記録している。

ビーチサッカー日本代表は19年のW杯で4位の好成績を残した。ブラジル出身で12年に日本国籍を取得した茂怜羅は同大会でMVPを獲得している。チームを指揮したラモス瑠偉前監督は同年末に、契約満了で退任していた。

茂怜羅はJFAを通じ「この度ビーチサッカー日本代表の監督に就任することになりました。アジアのトップを経験した代表チームが、次は世界のトップに上り詰められるように、しっかりと準備をしていきたいと思っています。今後は選手としてだけでなく、監督としても日本にビーチサッカーというスポーツを広めつつ、世界に日本代表の強さを見せていけるよう、精一杯務めて参ります」とコメントした。