なでしこジャパン(女子日本代表)は21日、千葉市内で東京五輪に向けた合宿を開始した。

バックアップメンバーを含む22人のうち、一部海外組と別メニューのDF北村、FW岩渕を除く17人で、ミニゲームなど約1時間半の練習を行った。7月21日の五輪初戦まで1カ月。高倉麻子監督(53)監督は「五輪仕様に強度を上げないといけない。絶対にけが人を出さないよう、コンディションの部分を大事にしたい」と話した。この日、五輪の観客上限数が決定。なでしこは6月に有観客で親善試合を行っており、指揮官は「ファンの声援は間違いなく力になっている。可能なら多くの方に来ていただきたいが、安全な大会開催を願っている」とした。