日本代表の主将でDF吉田麻也（33＝サンプドリア）が11日、12日のW杯アジア最終予選オーストラリア戦に向けオンライン取材に応じた。既に2敗を喫し、背水の陣でオーストラリア戦を迎える。吉田は、W杯出場は、日本のサッカーの将来とサッカーに携わる人々すべての死活問題と位置づけ、プレッシャーを力に変えて戦う強い覚悟を口にした。
吉田の一問一答は以下の通り。
－サウジアラビア戦後、移動中に川島選手と話をしている場面があった。どんな話をして、どういう風にチームを立て直しているのか
吉田 要はチームが良くなるためにということを常々話していますし、ピッチの中でも外でも移動時間も、できる限りコミュニケーションが取れる間はそこを改善できるように意識している。限られた時間の中で、限られた修正をかけてオーストラリア戦に挑まないといけないので。大きく変えることはないが、精神的な準備をしっかりしなくてはいけないので、そこが一番、メインですよね。川島選手、長友選手も大迫選手もよく話をしている。総じてチームが良くなるかを常に話しています。
－試合は明日。この2日間で吉田選手としてやったこと。
吉田 もちろん、精神的な準備も必要だが、戦術的な準備を必要。オーストラリアの試合を見る限り、ある程度、決まったパターンがあるのかなというように見受けられるので。そこをうまくつぶせるように、あとは自分たちがその逆を突けるようにとは話している。ピッチの中では、今日は特に公式練習で非常に時間が短くて限られているので。始まる前、練習の後にまた、選手間で話してつめていかないといけない。もちろん監督とも話しているので。すべては明日の試合に勝ち点3を取るためにやっています。
