サッカー日本代表MF原口元気(30=ウニオンベルリン)が30日、オンライン取材に対応した。2月1日に迫るワールドカップ(W杯)カタール大会アジア最終予選のサウジアラビア戦(埼玉)へ向けて意気込みを口にした。

主な一問一答は、以下のとおり。

-前回のサウジ戦に途中出場。次に向けて

原口 ホームなので相手どうこうよりも、自分たちが、しっかりやることが大事。あそこで負けてから勝ち続けて、方向性、戦う姿勢とか全てにおいて、あの時よりも良くなっている。それを表現するだけ。前回の前半は受け身になるシーンもあった。なるべく自分たちの力を出して、主導権を握っていきたい

-主導権を握るためには

原口 相手はボール回しにすごい人数をかける。取りきるのは難しい。自分たちがボール持ったときに、自分たちも簡単に失わないことが大事。相手はポゼッションに人数掛けて、ゴール前には人数掛けて来ない。どちらかと言うと、取った時にカウンター以外の時間はうまくボールを回すことが一番大事

-最終予選で先発機会が少なくなっている

原口 前回と一緒でピッチに立てない時は悔しいし、オフ・ザ・ピッチで何かをしたいというのは違う。立っている時間にチームを助けたいと思っている。それが出来ていないことは悔しい。必ず自分の力が必要になる時が来ると信じて、来る時を信じて常にポジティブにやっていくだけ

-練習で見せる姿に、エネルギーを感じる。表現の仕方で変わってきた部分は

原口 自然なのか、意図してやっているのか半々ですけど、4年前とかだったら感情的、ネガティブなパワーで出すことが多かった。出られなかった試合は、感情的になるけど、消化して次の試合に向けている。前回大会の時は、怒りや苦しさだった。年齢的にもただイライラしても駄目なので。自然な部分と、意識している部分の半々ですかね

-ドイツでは、インサイドハーフも経験

原口 気を付けないといけないところは、後ろが1枚少ない。4枚と5枚で違う。結構ベルリンでは、バランスを崩してもプレッシャーに行くシーンがある。代表ではバランス、受ける位置を気にしないといけない。チームでやっている良さと代表でのバランスをうまく出していかないといけない

-勝利しても試合内容が世間では議論となる

原口 どう思われているか、把握していない。W杯に行くこと、それ以外は考えていない。周りがどうこう言おうと、W杯に行くということしか考えていない。森保監督が言う目標に向かって活動にフォーカスして、熱を注いでいる。あまり、気にしていない