元なでしこジャパン監督で、日本サッカー協会女子委員長の佐々木則夫氏(63)が10日、取材に応じ、今後の女子日本代表の活動について語った。

3連覇を目指した1月の女子アジア杯では、中国とPK戦の末に準決勝敗退。どの試合でも主導権を握っていただけに、大会を通しての反省としては「勝負どころ」の見極めが挙がっているという。

今後は、国際Aマッチデー期間にあたる4月4日~10日に、福島・Jヴィレッジで国内組を中心とした合宿を行う予定。当初は海外チームとの試合を予定していたが、新型コロナウイルスの感染状況などをふまえてキャンセルしたという。

佐々木氏は「まずWEリーグでやっている選手をしっかりと確認しながら、多くの選手に池田監督のコンセプトを伝えて、人選的に幅をつけていくことも必要ということで、国内キャンプで1人でも多くの選手を選考して、やっていきたい」と話した。