【シドニー23日=岡崎悠利】日本代表は明日24日、W杯アジア最終予選アウェーのオーストラリア戦(シドニー)に臨む。現地で取材対応したDF吉田麻也主将(33=サンプドリア)がオーストラリアを撃破し、出場権獲得を誓った。

勝てば7大会連続のW杯が確定する。一方のオーストラリアは追い込まれており、ホームで勝ち点3を死に物狂いでとりにくることが予想される。吉田主将は「難しい試合になる。今までも、ここまでの試合で圧倒した試合はなく、ぎりぎり。僅差の試合になると想像している。引き分けでもOKという気持ちで臨まないことが大事」とまずはアグレッシブさで負けないことを挙げた。

前回の活動は負傷により不参加。自身のインスタグラムで悔しさをあらわにする投稿もあった。「1回逃すと危機感がわく」と、大黒柱であっても競争意識は強いこともにじませた。「僕は自分がタフだと思うけど、過大評価せず、(ケアも)突き詰めないといけない」と誓った。

オーストラリアに敵地で勝つことが、チームの強さを証明することになる。最終予選は序盤こそつまずいたが、その後は5連勝中。「6連勝、7連勝して(いきたい)。苦しかった予選を乗り越えてきたが、なにもつかんでいない」と、結果を残す事に徹する。