サッカー日本代表は6日に国際親善試合キリンチャレンジ杯(国立)でブラジル代表と対戦する。

ブラジルは4日、会場の国立競技場で3日の来日後の初練習を行い、約2時間汗を流した。A代表としては「大五郎カット」のFWロナウドを擁して優勝したワールドカップ(W杯)日韓大会以来20年ぶりの来日。5-1と圧勝した2日の韓国戦で2ゴールのFWネイマールら、世界ランキング1位のそうそうたるメンバーは笑顔や笑い声を響かせ、リラックスした様子だった。

撮影は禁止だったが、日本の報道陣にも公開した戦術練習では、日本戦の先発とみられる11人が並んだ。布陣は4-4-2で、2トップの左にネイマールが入った。日本戦では4試合連続で計8得点を挙げており、今回も暴れそうだ。欧州CLで優勝したRマドリードのビニシウス、カゼミロらも先発見込みだ。

練習は、その後のセットプレーの守備確認も含め、最後まで公開された。手の内を隠さない王国が、日本では、優勝した20年前のW杯以来の勇姿をみせる。