日本代表の森保一監督(53)が28日、国内組で臨む7月の東アジアE-1選手権(19~27日・カシマ、豊田)でFW大迫勇也(神戸)、DF酒井宏樹(浦和)、DF長友佑都(東京)を招集しないと明言した。ベテランの常連組は招集しない考えを以前から話しており、この日のオンライン取材で「見送ろうと思っているのは、現在決めているのはその3人」とした。

直近のU-23アジア杯(ウズベキスタン)で3位に入った24年パリ五輪世代のU-21日本代表からも数人を呼ぶ考え。「すでに日本代表でも活躍できる力があると思われる選手もいる。年齢に関係なく、まずは個々の特徴を存分に出してほしい」と期待を寄せた。

11月21日開幕のW杯カタール大会に向けては、6月に招集された28人がチームの軸になる。次に海外組を招集できるのは欧州遠征を行う9月で、それに先立って欧州視察を行う予定だという。「8月初旬か中旬に日本を出て見に行こうかなと思っていたが、練り直している」とタイミングを調整しているところだとした。【岡崎悠利】