森保ジャパンが、11月開幕のW杯カタール大会に向けた最後の活動となる9月の欧州遠征で、本大会を見据えた最後のリハーサルを行う。日本協会は16日、ドイツ・デュッセルドルフで「キリンチャレンジ杯」として活動を行うと発表。23日に米国、27日にエクアドルと対戦する。

試合開始は米国戦が午後2時25分、エクアドル戦が午後1時55分(ともに現地時間)に決定。本大会は1次リーグ初戦のドイツ戦が午後4時、続くコスタリカ戦が午後1時。同じ中3日、開始時間も、ほぼ同じ時間帯に設定した。

森保監督は「W杯まで100日を切った。これまで同様、さらに抜かりがないよう、最善の準備をしないと」と話した。試合に向けたコンディション調整からリカバリーまで、本大会さながらの準備を求められる。指揮官は、継続したチーム作りを大切にしている。9月の招集メンバーの大部分が、本大会でも引き続き、招集されることになる可能性が高い。欧州でも最大級とされる日本人街があり、日本協会の欧州拠点も置かれた“第2のホーム”とも言えるデュッセルドルフ。海外組にもなじみの深い地を、W杯に向けた最後の活動の場に選び、森保ジャパンがいよいよ仕上げに入る。【岡崎悠利】