かまぼこパワーでワールドカップ（W杯）も走りまくる！？　

日本代表DF長友佑都（35＝東京）が5日、株式会社「鈴廣蒲鉾本店」が共同開発した「鈴廣かまぼこフィッシュプロテインバー」の商品発表会に出席した。

「鈴廣かまぼこ」と長友は20年12月から、魚肉たんぱくで世界中の人の体を健康にするプロジェクト「魚肉たんぱく同盟」を結成。今回の商品は長友専属シェフの加藤超也氏とともに「イカとタコのガリシア風」「金目鯛と鯵のアクアパッツァ風」など、世界の料理をイメージしたプロテインバーを作った。

「自分にとってすごく相性がいい」と、かねて魚肉を積極的に取り入れてきた長友。このプロジェクトを始めてから、毎日の食卓にかまぼこが並び、3人の子どもたちもお気に入り。かまぼこは肉類に比べると消化スピードが速く、アスリートや子どものタンパク質摂取にぴったりだという。

若い時は肉離れといったけがが多かった長友も、魚肉を中心に質の良い食事を心掛けるようになり、今ではけが知らず。「年を重ねるごとにけがが増えることが多いが、僕は逆でけがが減って、コンディションも常に安定して維持出来ている」。年齢に負けない体に手応えを感じている。

11月にはW杯カタール大会が開幕。自身4度目となる大舞台へも、かまぼこパワーで突っ走る。「W杯は世界から注目されるので、しっかり出て、チームに貢献して。『あの36歳のおっさんはどんだけ走るんだ！　何を食べてるんだ！』と世界に聞かれた時に『フィッシュプロテインだ』と答えたい」。

今月12日に36歳の誕生日を迎えることもあり、「鈴廣かまぼこ」の鈴木社長から巨大な紅白かまぼこをプレゼントされた長友。魚肉で作った強い体で、縦横無尽に駆け回る。

◆長友とかまぼこ　魚肉を好む長友と、新たな魚肉の魅力を発信する「鈴廣かまぼこ」が20年12月に「魚肉たんぱく同盟」を結成。高タンパクで消化性にも優れた魚肉の摂取を広め、健康促進することを目標にする。「鈴廣かまぼこフィッシュプロテインバー」は長友専属シェフの加藤超也氏とともに共同開発。「イカとタコのガリシア風」など長友の好物をイメージした世界の味となっている。