昨夏の東京オリンピック(五輪)で背番号10番を背負ったMF堂安律(24=フライブルク)が初のワールドカップ(W杯)代表入りを果たした。

これまで直近の五輪で背番号10を着けた選手は直後のW杯に一度も選ばれていなかった。「そういうジンクスがあるんだよと言われると燃えるタイプ」と見事に切符をつかんだ。

00年シドニー五輪の10番、MF中村俊輔は2年後の02年W杯日韓大会の代表メンバーから落選。10年W杯南アフリカ大会で日本のベスト16進出に貢献したMF松井大輔は、04年アテネ五輪で10番を背負ったが、直後の06年W杯ドイツ大会ではメンバーに入れなかった。

<歴代五輪日本代表の背番号10>

96年アトランタ 遠藤彰弘

00年シドニー 中村俊輔

04年アテネ 松井大輔

08年北京 梶山陽平

12年ロンドン 東慶悟

16年リオデジャネイロ 中島翔哉

21年東京 堂安律

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