4大会連続となるワールドカップ(W杯)の日本代表メンバー入りを果たしたDF長友佑都(36=FC東京)が3日、自身のインスタグラムを更新し、現役を引退する元日本代表で現役引退した中村俊輔、FC東京の後輩・松木玖生との珍しい3ショットを公開した。

長友にとって俊輔はプロとしてのお手本だった。日本代表に入った当初は試合中に俊輔からプレーについて事細かく指導されていた。それだけに「プロになったばかりの頃、プロとはどうあるべきかを俊さんの言動から学びました。僕のプロとしての常識は中村俊輔によって創られたと言っても過言ではないほど影響を受けました。僕の人生の財産となっています。本当にありがとうございました!」と感謝の言葉を並べた。

さらに「未来溢れる19歳松木玖生も俊さんの優しさと生き様を感じていました。俊さんからフリーキックの蹴り方の話しを聞いている時は一層目を輝かせていました。僕は全く理解できませんでしたが。笑」と濃密な時間を過ごしたことを明かした。

W杯で8強入りを目指す日本にあって、国際Aマッチ137試合(歴代2位)を誇る鉄人長友の活躍は不可欠だ。10年南アフリカ大会でともに戦った俊輔との貴重な時間は、長友へのさらなる「ガソリン」となったことは間違いなさそうだ。