【ドバイ(UAE)16日=岡崎悠利】W杯カタール大会(21日開幕)に出場する日本代表は17日、国際親善試合カナダ戦に臨む。大会初戦となる23日のドイツ戦に向けて最後の実戦機会となるが、キャンプ中のドーハからMF遠藤航(29=シュツットガルト)とMF守田英正(27=スポルティング)がドバイには来ずにコンディション調整することが決まった。

遠藤は8日のブンデスリーガのヘルタ戦で脳振とうとなり、その復帰プロトコルをこなすため。また、守田は左ふくらはぎに違和感を訴えて15日の合流後の初練習も屋内調整を行っていたが、間に合わなかった。

2人は森保ジャパンのボランチのレギュラー。同ポジションではMF田中碧(デュッセルドルフ)もコンディションに不安を残す。発熱による体調不良で合流時期が未定となっているMF三笘薫(ブライトン)を含め、大会前最後の実戦機会に複数の主力が欠場することになった。