サッカーワールドカップ(W杯)カタール大会でベスト16入りした日本代表の森保一監督(54)が25日、改めて続投に意欲を見せた。

TBS系テレビ「サンデーモーニング」に出演。司会の関口宏氏に日本協会からの続投オファーについて問われると「まだ正式ではないですけど、またお話できることがあれば。まだ途中段階」と言葉を濁したが「私自身は続けて、やらせていただけるのであれば、この幸せな仕事を続けさせてもらえればと思ってます」と希望した。

すでに開催地のカタールで日本協会の田嶋幸三会長(65)が同監督と2年間の契約延長などについて話をしている。森保監督も続投に前向きな考えを示しており、早ければ年内、遅くとも来年1月中には続投が正式に決まる。

今後の日本代表のテーマについては「積み上げ」とした。2050年のW杯優勝が日本として目標。「しっかり積み上げていけば、選手たちの力を考えれば、壁を超えていける」と話した。続けて、選手の海外進出が続くことに関して、日本の育成の良さを強調。「日本人指導者に自信を持ってもらいたいし、(日本代表の)監督としてありがとうございますと言いたい」と感謝した。