昨年のサッカーワールドカップ(W杯)カタール大会で強豪国を撃破し、16強に進出した日本代表(SAMURAI BLUE)が、日本スポーツ賞の特別賞を受賞した。

23日、都内で行われた表彰式に出席した斉藤俊秀コーチ(49)は「選手たちは強豪相手に素晴らしい戦いをしました」とたたえた。森保一監督(54)が常々口にしてきた「共闘」というフレーズにも触れ、「国民の皆さまと共に闘い、共闘させていただいたからこその結果だったと思います」と深く感謝した。

同じく式典に出席した下田崇コーチ(47)も「共闘していただき、ありがとうございました」とあいさつ。「これからもサッカー日本代表は、皆さまに勇気と希望と感動を与え続けられるよう、精いっぱい頑張っていきたいと思います」と決意を示した。

日本代表は1次リーグでW杯優勝経験国のドイツ、スペインに逆転勝利を収めた。決勝トーナメント1回戦でクロアチアにPK戦の末に敗れ、悲願の8強入りはかなわなかったものの、日本サッカー史に確かな足跡を刻んだ。