サッカー女子日本代表のなでしこジャパン(FIFAランキング11位)が、東京五輪金メダルのカナダに快勝して最終戦を締めくくった。

国際親善大会「シービリーブスカップ」の最終戦が22日、米テキサス州フリスコで行われ、同6位のカナダに3-0で完勝。1勝2敗で大会を終えた。

前半26分に小林里歌子(25=日テレ東京V)のパスを受けた清家貴子(26=三菱重工浦和)のゴールで先制。さらに同41分、長谷川唯(26=マンチェスター・シティー)のPKで2点を挙げた。後半も32分に遠藤純(22=エンゼルシティー)がゴールを決めて突き放し、守備陣も最後まで無失点に抑えた。

なでしこジャパンは今大会ここまで同9位のブラジル、同1位の米国にともに0-1で敗戦。昨年11月に行われたスペイン遠征2試合からゴールを奪えていなかった。この試合ではカナダ3本に対し、13本のシュートを放つなど、その鬱憤(うっぷん)を晴らすような3得点となった。