日本代表は27日、28日のキリンチャレンジ杯コロンビア戦に向けて、会場となる大阪市のヨドコウ桜スタジアムで公式練習を行った。

森保一監督(54)がこの日の会見で、唯一先発起用を明言したのが、GKシュミット・ダニエル(31=シントトロイデン)だった。24日ウルグアイ戦から連続で先発することになる。

正守護神候補はこの日の練習後、取材に応じ「(監督の先発明言は)期待だといいが、何試合も連続で出てその中で安定感を出せるか、というところをたぶん見られていると思う。何試合かに1回、ミスするようなGKだとだめだし、信頼されない。そういう意味では大事な試合になる」と、謙虚にコメントした。

「アピールするために、いいパフォーマンスを出せればいい。(自分がGKの中で)抜けだしているとは、まったく思っていない」

今回のGK陣は、大迫敬介(23=広島)と谷晃生(22=G大阪)の東京五輪世代と合わせて、3人が選ばれている。唯一、W杯カタール大会代表にも選ばれていたシュミット・ダニエルが、次回W杯へ向けて実績を重ねたい。