日本代表の森保一監督(54)が国際親善試合キリンチャレンジ杯コロンビア戦(ヨドコウ)から一夜明けた29日、大阪府内で取材対応した。

チームは解散し、欧州組は所属クラブに戻るため離日。長期の欧州視察計画について、指揮官自ら「4月中旬から行こうと思っている。名波、前田両コーチと。1カ月くらいだと思う」と認めた。

次の代表活動は6月。今回は決めなかった主将についても「決めてもいいかなと考えている」とした。昨年のW杯カタール大会後初の活動だった3月の2試合は、特に守備陣を大幅に若返らせたが「前線とは違い、ミスが失点につながる。その難しさはある」と、強化と結果の両方をにらむ難しいかじ取りは続く。

一方で、できる限り多くの選手を招集して試したい思いもある。欧州視察に向けて「招集している選手を中心に、優先順位をつけて見ていきたい」。2人の新コーチとともに、1人でも多くの選手を見て強化へつなげる。