U-20ワールドカップ(W杯)アルゼンチン大会で1次リーグ敗退した同日本代表が1日、帰国し、取材に応じた。

背番号9を付け、大きな期待を受けたが、3試合で31分の出場にとどまった福田師王(ボルシアMG)は、「本当に悔しくて…悔しい大会になりました。短い時間で結果を残すのがストライカー。スタメンで出られないってことは何かしら欠点があるから。今までの取り組みが悪かったからスタメンで出られなかった。悔しいです」と絞り出した。

自身に足りなかった部分を問われると「全部です。決定力もポストプレーも背後に抜ける動き出しも。全て」とあげた。

今年1月にドイツに渡り、クラブのU-19のカテゴリーでもまれた。下半身の筋トレを中心に取り組み、3カ月で3キロの増量に成功。今大会、相手DFを背負う部分では手応えを感じたというが、さらなるレベルアップを目指す。

「この経験を忘れたくない。筋トレをして体重をもっと増やして、フィジカルを付けて、ドイツ戻って変わったなって言われるような選手になりたい。(今が)72キロで、74キロくらいにしたい。しっかり結果を残して、トップチームでデビューしたい」と力を込めた。

【佐藤成】